M360

広告業界の片隅で働く映像・Webプロデューサー/ディレクターのブログ。

秋冬に聴きたいアルバム Best3 後編

前回のブログを書きながら、
「年末だから、今年か昨年の冬にリリースされたアルバムにすべきでは」
「クリスマスソングでないのか」
という自分への突っ込みはありつつも、あくまでも私のベースのものということで。

第1位はこちら!

■NO.1:Clapton Chronicles: The Best of Eric Clapton(1999)

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私にとって冬に聴きたいアルバムNo.1は、やはりこの人のアルバムである。

選定したアルバムはいたって普通である。しかし、このアルバムがNO.1の理由は、自分史における「精神的 大地殻変動期」(大学3年の冬から大学卒業手前まで)の後期の冬に聴き込んでいたレコードだからである。

この時期は価値観や人柄などが大きな音を立てて揺れ動き、あらゆる醜態を晒した時期である。トラウマなので醜態の内容は割愛する。


そんな時期、私は人との関わりを極力断ち、2つの課題を自らに課した。
「卒業をひかえた学生なら、もっと他にやることあるだろ!」など、昔の自分にツッコミをいれたいところもあるが。

■課題①
テレビ番組、CM、映画などを見まくり、企画や演出を徹底的に研究すること。
学生時代に映像などを作っていたが、そんなものは付け焼き刃にしか過ぎないとすぐに気づいたからだ。企画、演出、編集方法などの基礎的なことは勿論、作り手の発想法まで洞察しながら頭に叩き込んでいたのである。

結果、働きはじめの頃には、自分なりの理論を構築できた。以降はそれを実践しているだけである。もっとも今は、WEBメディアの発達という外部環境も変化したので、常に学習は必要である。

それにしても、10年以上のブランクはやはり大きい。。特に機会創出の面で。。若い時も、それに一番悩んだのだが。。

学生の頃はweb関連の仕事をしたいなんて微塵もなかったな。。

■課題②
ギターをマスターすること。

高校時代にドラムをかじったものの、中途半端になったこと。そして映画Girl6を観たことをキッカケに、音楽的趣向がクラブミュージックに変わり、楽器に触ろうとすらしなかった後悔だ。そこで、人が4年間かけて上達する分を1年でやってやるという強い気持ちが芽生えたのである。

基礎的な反復練習を修行僧のように繰り返し、ロックの歴史をたどるようにビートルズからガンズのスラッシュなどへ、少しつづレベルを上げていった。ちょこちょこと友人ともセッションもしたっけ。そして、クラプトンに行き着いのだが、その時に聴き込んで練習したのがこのアルバムである。

ギタリストだった先輩から、クラプトンはポールマッカートニーのギターを全てコピーしたという逸話を聞き、「クラプトンをマスターすれば、ロックの原点や歴史を体に叩き込めるぞ」という安易な考えからはじめたのである。


実際にやってみて気づいたことは、世界3大ギタリストは別格だということ。

私のセンスの問題もあるが、特にソロパートは、譜面どおり押さえてもなかなか上手く再現ができない。まだガンズのスラッシュのソロの方が弾きやすいのだ。クラプトンの指さばきは、ギターをガッツリやっても最低10年はかかるだろう。更に名曲を沢山作れるのだから、もはやネ申である。

と、分かったようなことを書いたが、結婚して子供が産まれてからは、ほぼギターを触っていない。「ダメじゃんオレ」と思いつつも、映像の音楽は方向性を伝えられればよいので、ノープロブレム!いつか息子と一緒にセッションできればいいな~。ウザがられると思うけど。

前置きが長かったが、好きな楽曲エンベッドコーナーへ突入。何の説明もいらないメジャーな曲なので紹介曲数と文字量は少なめに抑えたい。


Layla(Live)
私はオリジナルバージョンより、こちらの方が好み。前に述べたソロパートは、この曲の後半のソロのこと。神様は簡単そうに引いているけど、私にとっては難しんだよコレが!

■Tears In Heaven
冬に聴きたいアルバムに選んだのはこの曲が大きく影響している。母親の余命宣告を受けて、夜な夜な弾いていた曲だからである。
最近、超大御所たちの訃報が飛び込んでくることも多いが、クラプトンも今もう70歳を過ぎているので、ちょっと心配。



クラプトンなどを聴き込んだ「精神的 大地殻変動期」
この時代は、後に私に訪れる「大暗黒時代」の布石になったとも言えるだろう。

地殻変動によって大量の火山灰が噴出。空を覆いつくし、日が差し込まなくなったようなものだ。つまり、身から出た錆である。

ちなみに「大暗黒時代」もトラウマなので、もちろん割愛する。

 

クラプトンを聴きこんだ「精神的 地殻大変動期」と「大暗黒時代」。私は厄年真っ只中だった。その期間に、一生分の禍が降り注いだといえるであろう。

 

2017年も私の本厄である。
そのためか、今年は電化製品系の破損が相次いている。
・3年間使った炊飯器
・10年使った洗濯機
・3年しか使っていない携帯電話
・6年経った中古で買ったクルマのバッテリーやタイヤの破損
・買い替えていないけど、バグっている自宅PC。

そして、一昨日ついに、10年間使ったテレビも壊れた。。
おかげで家計は炎上中である。伊勢神宮まで行ったのに~!!

 

しかし幸いなことに「命や心身の病に関する禍」は起きていない

電子機器の破損など、「命や心身の病に比べたら軽いもの」だと心に余裕を持てる自分もいる。

そして、仕事でご一緒させていただいた方とは楽しく仕事できたことが多かった。そこが、前回の厄年との一番の違いでもある。売上が追いついてこなかったけど。。

 

ちなみに、プラスαのアルバムは、書き疲れたから一つだけご紹介。

 

■D'Angelo 「Brown Sugar」(1995)

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ロックのNIRVANAのように、ブラックミュージックやポップ音楽シーンの潮流を変えた超名盤ですね。

発表当時、彼はまだ21歳。この年齢この深みを創れるなんて天才という言葉以外見当たらない。ディアンジェロ - Wikipedia

Barか薄暗い部屋でしっとり浸りながら酒を飲みたくなる一枚だ。※私は長いこと禁酒しているが。

その中で特に好きなのはこちら。

 

■When We Get By
有名な曲やシングルカットされた曲は他にもあるし全体的に素晴らしいが、私的にはこんなJazzyな楽曲が大好きである。PVもないのでとりあえず音だけで。

色々な音楽を聴いてきて、ジャンルなどの壁は、私には全くない。
ハードロックやヘビーメタルが好きだったころは、「他の音楽なんてチャラいぜベイべ!」ぐらい思っていたものであるが。

ただ、最近の音楽シーンにめっきり疎くなってしまったのが残念なところでもある。

音楽をデジタルでダウンロードできるようになってからは、レコードショップなどに足を運ぶ機会も極端に減った。そこでしか得られない情報や潮流など、付加価値があるということも分かっているにも関わらず。

昔CS音楽専門チャンネルで働いていたくせに、お金がかかるから契約してないし。。金をかけずにサンプル版をもらいまくっていた昔がちょっと懐かしいのものだ。